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先日、鹿児島を旅行した際に「マルス津貫蒸留所」の工場見学に行ってきました。
皆さんは「マルスウイスキー」という国産ウイスキーのブランドをご存知でしょうか?
酒好きのMasasanは、当然知ってたよね?
実は、ほとんど知らなかったんだ。
申し訳ない。
マルスウイスキーというのは、「本坊酒造株式会社」というメーカーが作っているウイスキーのブランド名です。
「本坊酒造株式会社」は、焼酎を中心としてウイスキー・ワイン・ジンなどのリキュール類と幅広い酒を全国の工場で造っています。
「マルス津貫蒸留所」は、その中でウイスキーの蒸留所として現在は稼働しており、また 「本坊酒造株式会社」の発祥の地でもあるようです。
マルスウイスキーの蒸留所は、津貫の他に信州にもあるようです。
ただ、品質重視の経営姿勢のためか、一つの工場での生産量はあまり多くなく、私の周りの酒屋では、マルスウイスキーを見かけたことは無いように思います。
「マルス津貫蒸留所」は、鹿児島中央駅から車で70分ほどで着きます。
ただ、試飲もできるので試飲を希望の方は、鹿児島空港や鹿児島中央駅からバスも出ているようなので、そちらを利用することを検討された方が良いかもしれません。
工場見学の時間は、試飲やショッピングの時間を入れても1時間見ておけば大丈夫かと思います。
工場見学は、自由見学ですが、できれば事前に電話予約しておいた方が良いかと思います。
車で行かれる場合には、この建物を目印にすれば間違いないと思います。
ガラス越しに工場を見学することができます。
ウイスキーの製造工程。ご参考までに。
ウイスキーを蒸留する蒸留器。蒸留は2回行うとのことで、そのため蒸留器も2つあります。
出来上がったウイスキーの原酒を保管・熟成させる「石蔵樽貯蔵庫」の入り口。
石蔵樽貯蔵庫の中では、たくさんの樽の中でウイスキーが眠っていました。
ウイスキー好きには、この香りがたまりません。
蒸溜所に隣接して「寶常(ほうじょう)」という、カフェバー・ショップがあります。この建物は、マルスウイスキーの本坊酒造二代目社長・本坊常吉が暮らした邸宅をリノベーションしたとのこと。
ショップでは、蒸留所限定品なども購入でき、有料ですが試飲もできます。
私は、運転手のため、妻が試飲しているのを香りだけ嗅いで、泣く泣く眺めていました。
「寶常」には良く手入れされた庭があり、自由に見学できます。
私は、このショップで
- シングルモルトウイスキー 津貫 2022年
- ブレンデッドウイスキー HHAE(はえ) 津貫蒸留所開設を記念した鹿児島限定商品
- 和美人 ジャパニーズ GIN
の3本を購入してきました。
家に帰ってゆっくり頂きましたが、どれも 期待を遥かに超える美味しさでした。
普段飲んでいるスコッチのシングルモルトと比べても、香り・口に含んだ時の味の広がり・飲み干した後のアフター、どれもまったく引けを取ることはありません。
交通の便が必ずしも良くはないのですが、ウイスキーに興味がある方は、是非一度トライすることをお勧めします。
【マルス津貫蒸留所】
所在地 〒899-3611 鹿児島県南さつま市加世田津貫6594
TEL 0993-55-2121
営業時間9:00~16:00